U-13 TRM
サレジオ学院さんと試合をして頂きました。
普段、恵まれた環境でほぼ同じ会場でサッカーを出来ている事。
これがいかに大きなことか理解出来る貴重な機会になったかと思います。
ほとんどのチームの選手は、平日もトレーニング会場をあちこち移動したり、週末は毎回県内様々な会場を自分の足で移動して。という現状かと思います。
交通費もとても負担になりますが、それ以上に公共交通機関の利用や行き方や手段を調べたり、一緒に行く行かないの相談やどうやっていくかのディスカッションなど、多くの自立の機会が含まれています。
一番は、往復でチームメイトと移動しながらコミュニケーションを図れる事が出来る。と
とにかく選手同士の活発なコミュニケーションがたくさん生まれるチームとして、うながされずに自然と1年間取り組んでくれています。
その中でも広いエリアから通ってくれている選手達は、SNSや電子機器を通してではなく物理的に顔を合わせてコミュニケーションを図る機会が圧倒的に少ないです。普段暮らす地域や学校や移動手段も違うともなると、チームのトレーニング中や活動前後の早く来て身体と気持ちの準備をしたり着替えの時間などがコミュニケーションの機会のチャンスです。
安定して使用できる会場もあり遠征や合宿も比較的に多くはないので、着替えながら、移動しながらのコミュニケーションの機会は仲間と取り組む競技の上では意外と軽視出来ない時間です。
今回のような移動が少し時間ある場所は貴重なコミュニケーションを図る機会であり、交通費や移動時間の負担以上の経験やコミュニケーションを得て帰れればとても有意義な機会になると思います。
日常から、そんな着替えや移動の時間など細かい要素さえも味方に出来るポジティブな選手達なので今回も見えない部分で良いトレーニングになりました。
コロナ禍でこのような環境を提供してくださり対戦をして頂いたサレジオ学院さん、会場にお越し頂いた両チーム保護者の皆様、ありがとう御座いました。
