U-13 リーグ
AC等々力さんと試合をして頂きました。
選手達にとって、一生忘れないようなゲームの1つになったかと思います。
あいにくの荒天となり、難しいピッチコンディションでのゲームでした。
選手達は、ゴールデンウィークの長野遠征を思い出しなんともなくサッカーを切り替えてコンディションに合わせて挑む事が出来ました。
改めて感じた事は、ゲームの質という所で本当に対戦相手さんは大切だと思いました。
もちろんお互い勝ちたいという状況の中で、ピッチに立っている選手やピッチの外で一緒に戦っている選手達が両チームのゲームの雰囲気を作り上げていました。
お互いに選手全員がチームや仲間をリスペクトしポジティブな声掛けを切らさずピッチの中ではお互い身体をぶつけ合い一つのボールを争い戦い合ってという、このゲームに携われた事を幸せに思います。
対戦相手さんの熱量に引っ張られ我々のテンションをも盛り上がるように、お互い気迫のあるプレーを繰り返し試合が進みました。
AC等々力さんの終始気持ちのこもった身体を投げ出す守備や、球際や空中戦での粘り強い対応に我々の選手達は躍起になっていました。
試合を決めるのは一人の選手ではなく、全員で『クリーンシート』という合言葉で半年間戦ってきたからこそ今日のような1点を争うゲームが出来たと思っています。
試合後に、ロッカールームである選手に試合どうだったかと聞いた時に「今までやってきた事が全てつながっていて、無駄じゃないんだなと改めて実感しました」と話していました。
ボール中心に攻守において、より走りで相手より優位に立てるようにまた全員で改めてやっていきたいです。
そのためには、緊張感のある戦いにまずはピッチに立つためのところで一番ハードワークをしていくこと。
それが選手としての習慣を作り、試合にパフォーマンスで表現するための準備となります。
育成は、突発的や偶発的なものに対してではなく、トレーニングや活動を通してやってきた再現性のある事に対してどうかがとても大切で選手達は一つ一つ壁を乗り越えて個人として力をつけていってくれています。
今日の試合結果により、前期リーグ 3部グループ優勝が決定し後期リーグは2部昇格となります。
ここからまたハードルが一気に高くなってくるので、日常をさらに変えていきたいと思います。
このような本当に選手に貴重な緊張感あるゲームをして頂いたAC等々力さん、残念ながら無観客試合となってしまいましたが選手を送り出して下さっている両チーム保護者の皆様、こういった難しい状況の中で試合を運営して下さった関係者の皆様、ありがとう御座いました。