2022年9月28日(水) Sクラスレポート
「みる」には5つの漢字の表記があります。
見る
視る
観る
診る
看る
「周りをよく”みて”!」
「ボールを良く”みて”!」
「ゴールを”みて”打とう!」
試合中、練習中、コーチや周りの仲間から言われた事ありますか?
この時の”みる”はどの漢字が当てはまるでしょうか?
こんにちは。
最近観た映画で最も熱くなったのは、
”ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム0対31からの挑戦”
のSクラス・SSクラス担当の中山です。
9月28日のSクラスレポートです。
トレーニングテーマは「観る⇒判断⇒数的優位を創る」
ウォーミングアップではブレインアクティブ(脳トレ)を行い、
4コーンゲームで「相手・味方・4つのゴール・スペース」を観るトレーニング、
3対3で数的優位を創るトレーニングからフルコートゲームを行いました。
ゲーム中、”みる”というのは”物や人をただ”見る”のではなく、
”観る”べきだとコーチは思います。
”観察”の”観る”ですね。
『見る』は無意識で受動的ですが、
『観る』は対象を見極めようという意識や行動があるので能動的です。
『見る』よりも意図的に目を向けて、形や様子を探るというニュアンスがあります。
4コーンゲームでは、
首を振って周りを”観た”時に、
瞬間的に”観た”状況を頭の中でスキャンできると判断スピードは速くなります。
観察の”観る”ですが、サッカーではじっくり観察している時間はありません。
状況が瞬間瞬間で変化していくサッカーでは、
一度観てスキャンした1秒後にもう一度観ると、
違う状況になっていることがほとんどだと思います。
最新の情報を”観て”後の状況を”予測”し、プレーを判断・決断する。
頭を使えれば相手よりも有利な状況でプレーがしやすくなります。
意図的に”観る”習慣をつけていきましょう!