2022年10月13日(木) SSクラスレポート
今、あなたの周りに「黄色のもの」は何個ありますか?
”チラシ”
”名刺”
”花”
”車”
”キーホルダー”
「5個!」
こんにちは。
映画「黄色いハンカチ」を観て、感動したSSクラス、Sクラス担当の中山です。
みなさん、カラーバス効果(color bath effect)という心理効果をご存知でしょうか?
カラーバス効果とは、ある特定のものを意識し始めると、
その関連情報が自然と目に留まりやすくなる心理効果、と定義されています。
例えば・・・「黄色」という言葉を認識した後、
下の図を見るとどこに注目するでしょうか?
右から5番目の人に自然と意識がいくかと思います。
「赤」でしたら、右から2番目の人かと。
脳は必要な情報だけを取ろうとします。
また、否定形を認識できないという機能もあるそうです。
「黄色じゃない人を観て」
と言われても「黄色の人」が気になってしまうといったように。。
10月13日のSSクラスレポートです。
テーマは「相手を背負いながらのプレー ~ワンタッチコントロール・アウトサイド~」
1対1
2対2
深さをとったコートでの4対4、5対5
シュート練習
アウトサイドでのワンタッチコントロールや切り返しは、
ボールを奪ってくる相手からボールを離すのに有効なテクニックです。
アウトサイドだけを集めた動画がこちらです。
世界トッププレーヤーたちが、様々なシーンで、
このアウトサイドを活用しているのがわかります。
どうしても、相手の目の前でインサイドターンをすると、
相手の足が出てきて、引っかかってしまうケースが多いです。
今回のSSクラスでは、ポストプレーをイメージしながら、
このアウトサイドターンをトレーニングしました。
普段使わないプレーの場合、少しトレーニングをしても、
ゲームになると使わなくなってしまうプレーヤーは多いです。
これは”アウトサイドを使おう”という、意識を持っていないからかもしれません。
カラーバス効果は、ある特定のものを意識し始めると、
その関連情報が自然と目に留まりやすくなる心理効果、と定義されています。
ひとつひとつのプレーも同じです。
意識するとその関連情報(身体の使い方、相手を感じるセンサー、ボールタッチ)に、
自然と意識が向いてくる。
ゲームの中では何回かチャレンジしている姿も見られました。
まずは実行(プレー)してみる、
その後、何回か同じシーンでそのプレーを決断(チャレンジ)してみて、
意識せずとも自然と身体が動かせる(認知して動く)ようにしいきましょう!
新しいことにチャレンジし、
テクニックの引き出しを増やし、
判断の引き出しも増やし、
なぜそのシーンではそのプレーが良いのか?
を、自分の言葉で話せるようになると、
もっとサッカーが楽しくなるはずです!
ということで。。。
自然と脳が情報を集めるために、今日は何を意識しますか!?
気を付けてください!
「インサイドコントロールはしない」だと、
”インサイドコントロールに意識がいきます”
「アウトサイドコントールをする」だと、
”アウトサイドコントロールに意識がいきます”
前向きな言葉のシャワーを自分自身に浴びせてくださいね!