セレクトクラス

Sクラス‗金曜

2022年10月28日(金) Sクラスレポート

”サッカーはサッカーをすることで上手くなる”

なぜそう思うのか?
サッカーは・・・
ゲーム中、相手のプレッシャー、味方との連携、体力消耗、等々、
心理的・身体的ストレスがかかる状況の中で、
丸いボールを足で扱い、11人vs11人(小学6年生までは8人vs8人)の考え・想いが錯綜し、
予想外の展開が連続して続く中、最後は自分の決断でプレーし続けなければいけないスポーツ。
そのようなストレスを感じながらトレーニングをする事が、
”試合で活躍するためのトレーニング”だと考えます。

”サッカーはサッカーをすることで上手くなる”

多くの心理的ストレスを感じながらテクニックを発揮するトレーニングが求められると考えます。

こんにちは。
車の運転が上手い人はサッカーも上手いと思う、Sクラス、SSクラス担当の中山です。

”サッカーはサッカーをすることで上手くなる”

とはいえ。。

”サッカーだけをしていては、サッカーは上手くならない”

とも考えています。

特にゴールデンエイジ期の子ども達には、サッカー以外にも、
多くのスポーツに触れてほしいと思います。

※ゴールデンエイジについて触れた過去ブログはこちらをご参照ください。

Sクラス‗金曜日

 

サッカードイツ代表選手が、幼少期に体操やバスケットボール等を楽しんでいた、
シュミットダニエル選手がバレーボールをしていた時期がある等々、
多種目に親しむことは、多くの神経系を刺激、発達させ、
また、その競技特性をサッカーに活かすこともできると考えられます。

10月28日のSクラスレポートです。

テーマは「数的優位を創る・活かす」

今回、アップで”ウォーキングサッカー”をみんなと行いました。

”ウォーキングサッカー”みなさんご存知でしょうか?

ウォーキングサッカーの発祥はサッカーの発祥地でもある、イギリス(イングランド)。
日本のウォーキングスポーツの愛好者は2,000万人以上!

サッカーとの大きな違いは、名称にもあるとおり、

”走ってはいけないこと!”

走行禁止!早歩きはOK!
両足が浮いた状態を「走っている」とみなします。
踵から着地するように心がけてプレーします。

走る一般的なサッカーと違い、歩くサッカーはスピードが遅いため、
サッカーの技術(止める、蹴る)、動体視力、視野と身体運動の連動など、
基礎的なトレーニングの全てを身に付けることが出来ます。

※一般社団法人日本ウォーキングサッカー協会 公式サイトより抜粋

ウォーキングサッカーについて

 

浮き球も禁止(地面より1mほどはOK)なので、
パスコースを遮られるとボールが回りません。

ではどうするか?

走れないので、先の先を予測したプレー(自分が立つ位置)が求められます。

ボール保持している味方に”顔を出す”ことが必要です。

先の先まで予測できるプレーヤーは、ワンタッチパスでもらえる位置に立てます。

また、前方のパス、後方のパスだけでなく、”斜めのパス”が出せる位置にいると、
ショートパスで前進できる、相手ゴールに近づけます。

楽しみながら、身体の負荷が高くない他競技をしながら、
サッカーで大事な”判断力”をトレーニングします。

ウォーキングサッカーをすると、子ども達は、

「早く思いっきり走ってプレーしたい!」

と思いっきりサッカーをしたい欲求がでてきます。

ここが大事です。

決められた条件の中でゲームに勝つ術を考える。
考えながら動かないと勝てないスポーツをすることで頭のトレーニングになり、
その後、通常のサッカールールに戻した時の躍動感はもちろん、
次の次を考えた動き出しが出てきやすくなりました。

”サッカーはサッカーをすることで上手くなる”
”サッカーは他のスポーツをすることで「も」上手くなる”

これからも”サッカー””スポーツ”を楽しみながら成長していきましょう!

 

 

-セレクトクラス

© 2024 cozispo soccer school