2022年11月24日(木) SSクラスレポート
ワールドカップカタール大会開幕しましたね!!
日本の初戦は皆さんご存知のとおり。。。。
ドイツVS日本
1-0
0-2
‐‐‐‐‐
1-2
日本勝利!!!!!!!!!!!
こんにちは。
堂安選手のゴール、浅野選手のゴール、そして日本勝利を告げる試合終了ホイッスルの3回、
夜中に絶叫し奥様からこっぴどく叱られた、SSクラス、Sクラス担当の中山です。
11月24日(木)のテーマは
「パス&サポート」
相手を観ながらのステップ系トレーニング、
相手と自分のボールを周辺視野(関節視野)で観続けるトレーニングで身体をあたためた後、
以下のトレーニングを実施。
4対2 ボール回し
3対3(4分の1コート)
3対3 ハーフコート
フルコートゲーム
ゴールを狙う、得点を奪うために、
攻撃側でボールを持っているプレーヤーの選択肢はいくつあるか?
4つです。
①シュート
②ドリブル
③パス(味方の足元へ)
④パス(スペースへ)
※キープもありますがボールを持つという観点から、
ドリブルに含めています。
この中で③と④のパスを出した後の動き出しについてトレーニングしました。
パスを出した後、にどこに動くか?
パスを受けるために、どこに動くか?
サポートの動きを『「自分がボールを受けるための動き」のみ』しか、
考えられないと、プレーの選択肢が狭まってしまいます。
今日のトレーニングでは、
サポートの動きは2つ意味があることを伝えました。
①自分がボールを受けるため
②自分が動いてできたスペースを味方が使えるようにするため
①の動きをして、相手のマークが無ければボールを受ければ良い。
①で相手がマークについてきたら、
今まで自分がいた(相手も一緒にいた)スペースが空くので、
ボールを持ってる味方がドリブルで運べる、
もしくは別の味方が空間的、時間的余裕を持ってボールをもらえる。
もちろん、「動かない」という選択肢もあります。
動きすぎる事でスペースが消えてしまう事もありますし、
相手が動くのであれば、自分は動かなければフリーになる。
ですが、「まずは」動くことのメリットを体感してもらいます。
動ける選手は動かないプレーもできる。
ですが、動かない選手は動くプレーはできません。
SSクラス、Sクラスのみんなの可能性を広げるために、
「まずは」「自分が動くプレー」をチャレンジしてもらってます。
また、同時に複数のアイディア、考えを持ちながら、
瞬間瞬間で決断、判断をしていくプレーを求めています。
難しいことにチャレンジしていますが、
意識してチャレンジしているプレーヤーもいました。
ドイツ代表でこのサポートの動き、フリーランニングが絶妙に上手いのが、
ミュラー選手です。
今大会で4回目の出場となるベテラン(私より年下ですが。。)は、
ドイツがPKを獲得したプレーの起点となっています。
※ABEMA|TVでは無料でフルマッチも観返せますので、
お時間のある方はこちらの「1:19:50」からご覧ください。
▼ドイツvs日本|グループE|FIFAワールドカップ▼
https://abema.tv/live-event/650b34c2-2203-44cd-875c-94039e5a5e28
キミッヒ選手の左足のパスも素晴らしいですが、
キミッヒ選手にパスを出したのミュラー選手です。
そしてそのミュラー選手のボールの受け方、受ける位置、
(ワントップに入った、ハバーツ選手のポストプレーも素晴らしい)
キミッヒ選手へパスを出す際、左サイドへ合図を送るように右腕を振っている。
(おそらくラウム選手への合図かと。。わかりませんが。。)
キミッヒ選手へパスを出した後、
ミュラー選手はゴール前へ侵入するフリーランニングをします。
日本DF陣をボールと左サイドへ意識させるために。
パス&サポートを高次元で行うことで、
グループ、チームで得点を奪うことができる。
今大会のワールドカップで、ABEMA|TVでは、
4つのカメラ視点で見れ、「全体カメラ」では「上空からの視点」で、
プレーを観る事、振り返ることが可能です。
ぜひ、サッカーを、ひとつひとつのプレーを、
いろんな角度から観て、深く考えてみましょう!
サッカーの奥深さと面白さがどんどんわかって、
観るのも、プレーするのもどんどん楽しくなるはずです!