2022年9月29日（木） SSクラスレポート
突然ですが。。
「アイディアを出そう！」
と、サッカーのトレーニング中に言われたら、どんなプレーを想像しますか？
こんにちは。
大事な予定を忘れないために大きめのカレンダーを用意して、
スケジュールを書き入れるアイディアを実践中のSSクラス・Sクラス担当の中山です。
（毎朝、毎晩見るものに書き入れる！）
9月29日のSSクラスレポートです。
テーマは「観る⇒判断・決断⇒数的優位を創る」
・4コーンゲーム
・3対3
・5対5
攻撃時に”アイディアを出そう！”というコーチは多いです。
私もよく言います。
・意外性のあるシュート
・パス出すふりをしてシュート
・相手の嫌がるスペースへのフリーランニング
・ロングパス、ドリブル突破
等々・・・
ただ、今回のテーマは”守備”です。
守備にもアイディアはあります。
ボールの奪い方に正解はないからです。
”奪い方”に限らず、サッカーのプレー全てに正解はないですが。。
もちろん原則はあります。チームの約束事もあると思います。
ただ、サッカーはある程度約束事があっても、
瞬間瞬間の状況は想定通りにはいきません。
想定通りにいかなかった時にコーチや仲間の指示を待っていては、やられてしまいます。
瞬間の自己判断、自己決断が勝敗を分けます。
ですので、私は守備の原則はみんなに伝えますが、
最後は個人、仲間と協力して”アイディア”を持って、
”アイディア”を発揮して守備をしてほしいと考えてます。
”相手をサイドに追い込んで奪おう”
”このプレーヤーは左利きだから左で打たれないように詰めよう”
”数的不利だけど、左サイドに追い込めばカバーに入ってくれてる仲間と囲めて、
逆に数的優位になる”
”パスコースを消しながらプレッシャーに行けば1対2で優位になる”
”右のパスコースを切ってもらえば、相手はここにパスを出してくるはず。
出てきたらインターセプトでそのまま左のスペース前にカウンターできる”
ゲームに勝つためには、点を取る必要があります。
そのために優先順位をつけるなら、まずは相手ゴールを狙う。
相手がボールを持っていたら、自分たちのゴールを守る意識だけでなく、
ボールを奪う事を狙う。
なぜならボールを奪わないと攻撃できない、点を取れないから。
”いい守備ができればいい攻撃ができる”
”いい”というのは主観ですが、私の中では、
狙い通りのプレーができること。
個人、グループ、チームで勝つためのプレーができる事。
アイディアはいきなりたくさん持てません。
たくさんトレーニングして、上手い相手とたくさん試合をし、駆け引きをして、
プロの試合をたくさん観て、
そこから集めた情報を、さらにみんなの中で編集することで、
新しい、いろんなアイディアがみんなの中に増えていきます。
アイディアを持ってプレーする。
今日も楽しく真剣にサッカーをしましょう！
