2022年9月30日(金) Sクラスレポート
父「最近、物忘れがひどくなってきたな。。」
母「おとうさんも年なのよー」
こんにちは。
10月に3●歳になりますSクラス・SSクラス担当の中山です。
※●の数字はご想像にお任せします。。
さきほどの会話は先日、私が実家に帰ったときの私の両親の会話です。
”脳の力・機能は年齢とともに衰えていく”
たしかにそのようです。
私は脳の専門家ではないですが、体力も脳力も衰えていくと。
ただ、大事な観点がもう一つあります。
”何歳になっても、体力も脳力も、鍛えれば向上していく”
9月30日のSクラスレポートです。
テーマは「観る⇒判断・決断⇒数的優位を創る」
Sクラス・SSクラスのトレーニングではアップ(トレーニング導入部分)で、
”ブレインアクティブ”の要素を取り入れています。
”脳に刺激を与える”
”目を鍛える”
今回のトレーニングでも行いました。
・左右、上下バラバラの動きをする
・二つの動きを同時に行う
・二つのボールを同時に認識しながら動かす
・耳から情報を判断して身体を動かす
等々。。。
みんなの反応は様々。。。
「あれ?こう?あれ?」
「なんか気持ち悪い!」
「あっ!できた!」
「ブレインアクティブって何?。。」
と、思われた方。
簡単にお伝えすると”脳に刺激を与えたトレーニング”です。
観て⇒判断・決断しているのは人間のどの部分か?
足腰の筋肉?
肺活量を決める肺?
脳ですね。
ではその脳のトレーニングはどのようにするのか?
脳のトレーニングはできないのか?
先日、こちらの講習会に参加してきました。
ドイツ代表を指導! メンタル&パフォーマンスコーチのエフィ氏が日本で講義「誰の脳も変幻自在である」
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c113453a94738be81e21d70343783f285f2066b
”ブレインアクティブ”
聞きなれない言葉でしたが、育成年代から取り入れるべきキーワードだと感じました。
以下、記事本文転載。
今回のセミナーでは「Neuroplasticity(脳の神経可塑性について)」をテーマに、「脳はいくつになっても、どんな人でも変幻自在に変えることが可能である」ということを首尾一貫して強調した。数々の選手や指導者からの相談において、サッカーは常にストレスのかかり続けるスポーツであり、練習ではできていてもストレス下では力を発揮できないシーンが多い。エフィ氏は「あらゆる局面でもより良いパフォーマンスを発揮するためには、脳と認知のメカニズムを理解し身体操作に結びつけることが大切」とし、全国の指導者約50人に対して講義を行った。
講習会では単にエクササイズ内容についての話ではなく、
”脳について” ”ストレスについて” ”なぜそれが大事なのか?”
といった、”理論” ”理屈”の話が中心となりました。
詳細は書ききれませんが、とてもとても勉強になる講習会でした。
「観て!」「判断して!」
と言われても、判断内容、判断スピードには差があります。
なぜか?判断しているのはどこか?
パフォーマンスを上げる方法のひとつは、
自分の身体、自分の脳を鍛えることかもしれません。
週1回のトレーニングだけで、脳機能が上がるわけではありません。
ただ、脳機能は何歳からでも鍛えられることから、
(8歳からでも、3●歳からでも。。)
楽しく真剣に取り入れています。
P.S
記事内のエフィさんの写真に見切れて写っている、
赤いフットサルシューズを履いているのは3●歳コーチというのはここだけの話です。。