2022年8月26日(金)
昨日、U12 ジュニアサッカーワールドチャレンジ2022(通称:ワーチャレ)の準決勝と決勝戦が行われました。
決勝戦はバルセロナにPK戦の末勝利したヴィッセル神戸U12と、
湘南ベルマーレアカデミー選抜に勝利したmalva future selectが激突。
決勝戦もPK戦までもつれ込み、malva future selectが優勝しました。
準決勝からはどこが勝ってもおかしくないハイレベルな試合が繰り広げられました。
※準決勝に進出した湘南ベルマーレアカデミー選抜には、当スクールのSSクラス3名、Sクラス1名が参加。
▼結果詳細▼
U12年代のトップレベルを観て、
改めて個人戦術や基礎基本である「止める、蹴る、運ぶ、剥がす」のレベルの高さを感じました。
こんにちわ。
ワーチャレ出場選手と同世代のSSクラス、Sクラスを担当しております、中山です。
8月26日のSクラスレポートです。
今回のテーマは昨日のSSクラスと同じく、
①コミュニケーション
②「運ぶ」「判断を含んだ、止める・蹴る(インサイドパス)」
3.4年生、5.6年生、どちらも同じテーマで行いました。
【w-up】
まずはフリーランドリブル。
「自由にドリブルしていいよ」
と、言われると多くの選手がボールをじーっと観て、自分の得意なタッチやフェイントを使い、「早いドリブル」を始める傾向があります。
そこで、プレーヤーみんなに試合中常に「観た方が良い」物は何か?を確認。
①○○○
②○○○
③○○○
④○○○
⑤○○○○
昨日のSSクラスブログでも書きましたが、
試合中観た方が良いのは5つあります。
その内、まずは⑤スペースを観る癖をつけようと確認。
「今」あるスペースだけでなく、
1秒後、2秒後にできるスペースも予測して動いてみるチャレンジもしました。
【TR①〜③】
・ドリブルゲーム
ここでは対戦形式にして、試合と同じような緊張感を作り、
「全速力の中でもボールを自在に運ぶ」ことをテーマに実施。
順番決め、ボール選び、声がけ。。
サッカーはゲームです。
勝ち負けがあります。
どんな勝負事にも勝ちにこだわる、そのためにどうするか?
周りとどんなコミュニケーションをとるか?
自分一人で、チーム全員で考えるのもとても大事な事ですね。
みんなからいろんな声かけが出ていたのはとても良かったです。
・パスコン
こちらも昨日SSクラスで実施した、川崎フロンターレの選手達等がYouTubeで上げているトレーニング。
止める、蹴る(今回はインサイドパス)
蹴った後にボールだけ見続けているプレーヤーと、
次に自分は何をするべきか?
を考えるために周りの情報を収集した上で、次のプレーを判断するプレーヤー。
どちらを目指すか?
みんなで当たり前の基準を上げていこうと伝えてトレーニング。
こだわりが出てくるとトレーニングひとつひとつの細かいところに意識が向いて、質の高い時間となります。
短い時間でもとてもポジティブな変化がありました。
【ゲーム】
・4ゴールゲーム
止める、蹴るのトレーニング後に4ゴールゲームを実施。
狙うべきゴールが2つある状況。
パスを出した直後にプレーヤーから「観客」になってしまう点を指摘。
次のプレーをイメージして常にゲームに関われているか?
パスを出した後に逆サイドの状況、情報を取れているか?判断できているか?
切り替えの速さが勝ちに繋がるゲームルールにし、短い時間でも常に頭を働かせる要素を入れました。
トレーニングは以上です。
SSクラスのみんなと同じく、Sクラスのみんなにもトレーニングの前に以下3点を約束しました。
①「楽しく真剣にプレーすること」
②「オンとオフの切り替えをはっきりすること」
③「自分が主役と思ってプレーし続けること」
常に③のマインドでいると、受け身では無く、自然と主体的な動きになり、サッカーがより面白くなると思います。
来週から9月!!
カタールワールドカップ開幕まであと2ヶ月ほど!
月日が経つのはあっという間ですね。
日々挑戦、日々成長していきましょう。