2022年11月17日(木) SSクラスレポート
「この選手上手いな~」
と、思う選手はどのような選手ですか?
こんにちは。
1998年~2006年の間は、
元フランス代表のジネディーヌ・ジダン選手が世界で一番上手いと思っていた、
SSクラス・Sクラス担当の中山です。
11月17日のSSクラスレポートです。
テーマは「3人目の関り(ゴール前)」
さらにこだわってもらったのが、
”ファーストタッチ”
どんなファーストタッチをしているかを観る事で、
そのプレーヤーが、何を考え、どこまで観ながら
プレーしているかがよくわかります。
何を観るか?
については、5つのモノを観ようと話しました。
では、いつ観るか?
”プレー前” ”プレー中” ”プレー後”
この3つのタイミングで観て、瞬間瞬間の最新情報を取りながら、
ギリギリまで判断を変えられるようにプレーすることにチャレンジしました。
ファーストタッチにアイディアがあるプレーヤーは、
”ワンタッチパス”が多いです。
さらに
”相手が触れないところにボールを置ける”(ファーストタッチで)
”プレッシャーを受けてもスペースへボールを運べる”(ファーストタッチで)
等々、個人としても、チームとしても、ボールを奪われないプレーヤーになります。
さらにすごくなると、
”ワンタッチシュート”でゴールを量産できる。
ゴール前は、当然相手も必死になって守ってきます。
トラップした瞬間、ボールを奪われます。
レベルが上がれば上がるほど、
ゴール前でシュートを打つ体勢を作っている時間はありません。
そこでファーストタッチでシュートができるかが、重要にどうかになります。
難しい技術です。
動いているボールを正確に狙ったところに蹴る、置くことは、
相当なテクニックが必要です。
強いボール、速いボールなら尚更です。
冒頭紹介したジダン選手のファーストタッチは、
シュート性のパスをピタっと力まずに止める、うっとりするような繊細なトラップもあれば、
意表を突くワンタッチシュートも数多く決めています。
伝説となっているのが、
2001-02シーズンのチャンチャンピオンズリーグ決勝戦のボレーシュートですね。
その他、数々決めてきたゴラッソのファーストタッチも素晴らしいです。
右利き?左利き?とわからなくなるくらい、両足で得点量産しています。
これから開幕するワールドカップでも、どんなファーストタッチで歴史が作られるか・・・
トッププレーヤーのプレーを真似して、どんどん上手くなりましょう!!