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SSクラス‗木曜日

2022年9月8日(木) SSクラスレポート

”世界で活躍する日本人サッカー選手と言えば?”

男性は約60名、女性では約15名の日本人選手が海外リーグで活躍しています。
※2022年9月時点。

その中でも世界最高峰リーグのひとつとされるのが、
”イングランド・プレミアリーグ”

さらにその中でBIG6と呼ばれているクラブのひとつが”アーセナルFC”
(BIG6の定義が近年は揺らいできていますが。。)

昨シーズンからアーセナルに所属し、怪我以外では、
コンスタントに出場しているのが冨安健洋選手ですね。

”世界で活躍する日本人サッカー選手と言えば?”
の答えに”冨安選手”を挙げる人も多いはず。

こんにちは。
Amazonプライムで昨シーズンのアーセナルドキュメンタリーを、
一気に観てしまったSSクラス・Sクラス担当の中山です。
※1話約60分‗全8話

9月8日のSSクラスレポートです。

今回のテーマは「2対2の攻め方」

w-upからTR①までは以下をトレーニング。

●尻尾取りゲーム
●3:3:3のボールキープ
●コーンタッチゲーム
●1対1

その後、2対2のトレーニングで攻め方をアドバイス。
いくつかパターンを知り「攻め手」のアイディアを持つことで、
試合中に「思考停止」状態にならないようになります。

まだまだ2対2だけでも「攻め手」はいくつもありますが、
パターンを知ったうえで、試合中は状況に応じて、
「自分の判断・決断」で、プレーを選択してチャレンジしてみましょう。

その後は3対3のフルコートゲーム。

3対3からいかに数的優位な状況を創れるか?

サッカーでは状況は瞬間瞬間で変わっていきます。
その「瞬間」を意図的に創りだして、
状況を打開できた時、得点を奪えた時の面白さをぜひたくさん経験してほしいですね。

 

SSクラスのみんなにこの日伝えたのは、

トレーニングのためのトレーニングにしないこと、
試合中に起きるプレーをイメージしながらトレーニングをすること。

例えばw-upの「尻尾取りゲーム」

もちろん楽しみながら身体を温める要素もありますが、
試合中では活かせる要素は何か?

・背後の状況、情報を瞬間的にどれだけ取れるか?
・背後から尻尾を取りにくる相手が来た時に、瞬間的にステップを変えられるか?
・安全なスペースはどこにあるかを予測できるか?

例えば「1対1」。ドリブル突破してラインを越えてからボールを止めたら1点のルール。

・試合中で考えるとどういったシーンか?
⇒相手ゴール前、ペナルティエリアライン上で考えるか?
⇒攻撃者から観て左サイドタッチライン沿いで相手サイドバックとの1対1か?

・シーンによってDFの構え方は同じで良いか?
・DFは「ワンサイドカットが良い」と言われるが、本当か?なぜ良いのか?

コーチは全てのトレーニングに意味や意図を持っています。
試合中に起こりうるシーンを想定した上で。

その場のトレーニングを上手くやる事が目的ですか?
きっとみんなは違うと思います。
試合で活躍するためにトレーニングをしていると思います。

全てはみんなが所属クラブの試合で活躍するために、
その先のカテゴリーに進んだチームで活躍するために、
ゆくゆくは世界最高峰の舞台で活躍するために。

ヨーロッパでサッカーコーチをしている方がおしゃっていた言葉が印象的です。

トレーニングメニューは海外も日本もそこまで変わらない。
今ではネットで世界中のトレーニングを真似することもできる。

大きな違いは”試合を想定したトレーニングをしているか?”
それは”コーチ・選手の目的意識、マインドの違い”とも言える。

イングランド・プレミアリーグで活躍する冨安選手は現在23歳。

日本人でも世界最高峰の舞台で闘える時代です。

そのために何をするべきか?

コーチもみんなも日々挑戦、日々失敗、日々向上していきましょう!

 

 

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