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SSクラス‗木曜

2022年10月6日(木) Sクラスレポート

”シュート”

名詞は「shot(ショット)」
シュートは「撃つ」「射撃を行う」の意味を指す英単語(動詞)です。

”シュート”は問題無いですが、
日本サッカーで当たり前のように使われている他の単語の中には、
本国イギリスでは使わない言葉があるようです。。

こんにちは。
大学時代、イングランドに一人旅をして、
片言の英語で1週間何とか楽しく過ごせた、SSクラス・Sクラス担当の中山です。

イングランド一人旅中に観戦した、
チェルシーVSサンダーランドは今でも忘れられません。。

スタンフォードブリッジ(チェルシーのホームスタジアム)で、
プレミアリーグLIVE観戦した時の衝撃が凄かった。。

プレーのスピード感、サポーターの声量、ワンプレーワンプレーに対するリアクション、
全てが異次元のレベルでした。。
当時はまだシェフチェンコ選手がチェルシーにいた時代。。。

現在はプレースピード、強度、パスの本数、スプリントの数と距離も、
以前と比べて各段に上がっているそうです。。

JFA(日本サッカー協会)が今年7月に発表した、
”japan’s way”のP.15にも記載されています。

https://www.jfa.jp/attachment/62d1353f-5f84-42b7-b312-38c7d3093d95/Japan'sWay_2022.pdf
※ウェールズサッカー協会HPの引用情報のようですが。

サッカーでは様々なプレーがありますが、
その中でも花形のプレーの一つと言えば”シュート”

10月6日のSSクラスレポートです。

テーマは「守備の個人戦術」

守備の原則、アイディアを持ってもらい、守備強度を高めることで、
攻撃側はその守備を打開するためのプレーをしなければなりません。

強度の高い守備練習は攻撃練習の質を高めます。
今回も随所に激しい球際の攻防がありました。

守備が良くなると、得点をとるためのあるプレーの精度の高さが、
より求められます。

”シュート”です。

突然ですが、シュートの種類は何種類あると思いますか?

ミドルシュート

ロングシュート

ループシュート

ドライブシュート

無回転シュート

グラウンダーシュート

ダイレクトシュート(ワンタッチシュート)

ボレーシュート

オーバーヘッドシュート

スコーピオンシュート

スライディングシュート

ヘディングシュート

等々・・・

ボールを当てる場所によっても種類はまだまだ分けられますね。

インステップキック

インフロントキック

インサイドキック

アウトサイドキック

ヒールキック

等々・・・

サッカーのルール上、背中や肩でもシュートは可能です。
ここに挙げた以外にも、まだまだたくさんのシュートがあります。

どれも自信を持って蹴り分けられれば、プレーの選択肢が増えて、
得点する確率は高くなりますね。

では、みなさんはシュート練習をどれだけやってますか??

試合前によく見る光景で、ポストプレーからの正面シュートだけがシュート練習ではありません。

色々なシーンを想定して、様々なバリエーションのシュート練習をした方が、
試合では活きます。

SSクラス、Sクラスのトレーニングではトレーニング最後に、
必ずシュート練習を入れています。

バリエーションは無限にあります。
その中で試合を想定したシーンを切り取って、体力が消耗した、
トレーニング最後(試合終了間際のラストワンプレーをイメージしながら)に、
打ってもらっています。

今回は直近(10月3日)に行われた、スペインリーグ、
ジローナ vs レアル・ソシエダで、久保建英選手が決めたシュートの練習をしました。

※動画 7:50~

勝利を決定づける5点目のシーンです。

 

ペナルティエリア内でボールを止めてから、「トントン!」のリズムで、
見事に決め切りました。

解説の方も思わず「うまい!」とこぼすシュートでした。

このリズムでしっかりボールの芯をとらえて重いシュートが打てる選手は中々いません。

余談ですが、私は東京都大田区でゴールキーパーコーチもしています。

ゴールキーパーが嫌なシュートは、簡単に大きく分けると3つです。

①速いシュート(ブレ球含む)
②ギリギリ届かないコースのコントロールシュート
③タイミングが読めないシュート

③が本当に対応しづらいです。

GKからすると①、②は嫌ですが、止める方法はあります。
ポジショニング良く、
構えるタイミングがしっかりはまって、
シュートを打つ選手の身体の向き等の情報がしっかり取れれば、
止められる確率は高くなります。そのように指導もします。

③は良いポジションに立っていても、構える準備が遅れるので、
やられてしまう可能性が高いです。

”柔よく剛を制す”という言葉が日本にはありますが、
パワーシュート、コントロールシュートの練習も大事ですが、
”タイミングをずらすシュート”も練習していきましょう!

サッカーは常に相手がいるスポーツ。
相手が嫌がる事を考える。
相手の立場になって考えてみる。

この考え方を習慣付けていきましょう!!

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