2022年10月5日(水) Sクラスレポート
想像してみてください。
”今日は公式戦。家で試合の準備をしている。
グランドは何度か使っている土のグランドだ。
しっかり練習をしてきたので、不安は無い。早く試合がしたくてうずうずしている。
さぁ気合を入れて出発!!
家の扉を開けたら。。外は雨が降っていました。。”
大事な公式戦の日、天気は雨でした。
あなたはどんな事を思いますか?
こんにちは。
最近購入した長靴が、思ってた以上に素晴らしく、
雨の日のお出かけも割と楽しんでいるSクラス・SSクラス担当の中山です。
10月5日のSクラスレポートです。
テーマは「守備の個人戦術」
サッカーには4つの局面があります。
●攻撃
●守備
●攻撃から守備に切り替わった瞬間
●守備から攻撃に切り替わった瞬間
4つの局面それぞれに、個人戦術・グループ戦術・チーム戦術があり、
アイディアがあります。
今回はその中で”守備の個人戦術”についてトレーニングをしました。
予測をして相手に対してプレッシングをかけていく。
今回は雨が降っていたので、足を滑らせてしまうプレーヤーがいました。
雨。
普段と環境が違う中でのプレー。
トレーニング前にみんなに聞いてみました。
「雨の日に公式戦やったことある人?」
⇒全員挙手
「雨の日と晴れの日、どっちの方がプレーしやすい?」
⇒1(雨):9(晴れ)
※ただし雨と答えた人は「人工芝でやった場合。土では晴れ」とのこと。
コーチも小学生の頃は晴れの日の方がプレーしやすいと思ってました。
「雨なんて降らなければ良いのに!」くらいに思ってました。
ただし、サッカーのルールに「雨が降ったら中止」というルールはありません。
※「雷が鳴る、雷の光を確認したら中断する」というのはJFAガイドラインにあります。
もちろん大雨等でプレー不可能と審判が判断した場合は中断や中止もあり得ますが、
基本、雨でも公式戦は行われます。
土のグランド、芝のグランドによって変わりますが、
雨が降ると。。。
・ボールが重くなる
・バウンドボールが伸びる
・水たまりができるとボールが止まる
・滑りやすくなる
・キャッチしづらくなる(GK)
・視界が悪くなる
・ユニフォームが濡れる、汚れる
等々。。。
条件が変わってきます。これは相手も同じです。
たしかにやりづらい面はあります。
ただ、雨が降ってやりづらいのを理由に、
「試合やりません。降参。」とはならないと思います。
ではトレーニング中、雨が降ってきた。
そこであなたはどんな事を思いますか?
①いつものプレーができなくて、不貞腐れる、真面目にやらないプレーヤー
②いつものプレーができない条件の中で、
どうやったら上手くいくかを考えてチャレンジするプレーヤー
この2パターンのどちらかになります。
コーチは小学生のころ、①でした。
ただ中学生になった時、雨の日の試合で思うようにプレーできず、
逆に相手はしっかりプレーをして、負けてしまいました。
そこからコーチは②の考え方を持つようになりました。
どんな状況でも負けたくなかったからですね。
天気、相手、審判、等は自分の力で変えられません。
ただし、自分の考え方は自分で変えられます。
雨の日のトレーニングは雨の日の試合で自分が活躍するためのトレーニングになる!
着替えが多くなってしまうので、
洗濯を家の方にやってもらっているプレーヤーは、
雨の日はいつも以上に感謝しましょう!!
後、トレーニング後の体調管理もしっかりしましょう!
これから寒くなってくるので特にトレーニング後は身体を冷やさず、
温かくして帰りましょう!