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2022年9月16日(金) Sクラスレポート

9月19日は”敬老の日”

9月23日は”秋分の日”

今年は9月20日~22日を休めば9連休。

こんにちは。
小学生時代、大型連休明けの学校登校日、なかなか勉強モードに切り替えられなかった、
Sクラス・SSクラス担当の中山です。

9月16日のSクラスレポートです。
テーマは「パスの原則・オープンコントロール」

テーマはパスでしたが、
トレーニング中”サッカーの4局面”について話をしました。

サッカーを分析するときの考え方のひとつとして、
サッカーを以下4局面に分解して対象チームを分析する方法があります。

①攻撃時
②守備時
③攻撃から守備に切り替わった時
④守備から攻撃に切り替わった時

上記4局面の時にチーム全体がどのようなアクションをとるか?
個人個人がどのようなアクション(役割)をとるか?

”このチームはカウンターアタックを狙ってるチームか”
”この選手は攻撃から守備の切り替えが遅いから狙い目だ”

等々、どのカテゴリーでも今は分析をしているチームが増えてますね。
”アナリスト”という分析をするプロもいます。

日本人でアナリストとしてヨーロッパリーグ制覇に貢献された方もいらっしゃいます。

▼目黒区の町クラブ→欧州王者! セビージャで奮闘する日本人分析官の軌跡▼

https://number.bunshun.jp/articles/-/845055

サッカーはプレーするだけでなく、
頭を使ってピッチの外から分析するという楽しみもあります!
良かったらぜひ自分でいろいろ調べて勉強してみてください!

 

話が少々脱線しました。。
今回のテーマのパスについて。。

味方へパスを出すとき、
パスを受ける味方の周りに相手がいない状況の場合、
どのようなパスを出しますか?

”足元へ出す” ”スペースへ出す” ”足元と言っても具体的に右足へ出す、左足へ出す”

”どこに出すか?”という”場所”を考えるのも大事ですが、
”速いパスか、遅いパスを出すか?”という”パススピード”についても考えてみましょう。

例えばセンターバックから右サイドバックに15mほどのゴロの速いパスを出すシーン。
(サイドバックを観ている相手はサイドバックから10mほど離れている)

仮に速いパスで渡せれば、
サイドバックを観てる相手がプレッシャーをかけても、
サイドバックはボールを受けた時、相手はまだ2m~3mの距離にいるかもしれません。

遅いパスだとボールを受けるときに身体をぶつけられるか、
インターセプトされてしまうかもしれませんね。。

速いパスであれば相手のプレッシャーが少ない状況を創れる。
余裕のある”時間”を創れるということになりますね。

”フリーの味方に対しては足元に速いパス”
(”フリー”、”足元”という概念は改めてテーマ設定してトレーニングしましょう)

普段から速いパスを出していれば、”パスを通せる”という判断の幅が広くなります。
遅いパスばかりだと”パスを通しても取られてしまう”という判断が多くなります。
(遠くにボールを蹴れると、視野が広がるが、
近いところしか蹴れないと、視野は狭いままというのと同じ)

もちろん速いパスは遅いパスより出すのも、トラップも難しいです。
難しいですが”速いパスを出せて”そのパスを”止める”ことができれば、
相手を走らせることもできるし、
色々なチーム戦術もできるようになります。

これからもトレーニングする仲間と一緒に基準を上げていきましょう。


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