2022年11月30日(水) Sクラスレポート
ワールドカップも全64試合の内、半分の32試合が終わってしまいましたね。。
こんにちは。
何事においても、折り返し地点に来るとソワソワしてしまう、Sクラス・SSクラス担当の中山です。
11月30日(水)のテーマは
「スペースを創る」
・ハンドボールゲーム
・ハーフコート・ワンゴールゲーム
・フルコートゲーム
ウォームアップをかねて行った”ハンドボールゲーム”
こちらは楽しみながらも、
”ボールを持っていない選手のサポート”
”ディフェンスが食いつくことで生まれるスペースを突く”
今回のテーマの事象が起きやすいメニューでした。
また、フルコートゲームでは、
コート半分でオフェンスエリアとディフェンスエリアを分け、
攻撃時はディフェンスから1名のみオフェンスエリア侵入OKルールで実施。
ボールを持っていない選手が効果的にスペースへ侵入することで、
攻撃に厚みと変化をもたらせることを体感してもらいました。
ワールドカップではジャイアントキリングが立て続けに起きています。
(日本がドイツに勝ったのも、その一つ!)
どのチームも守備ブロックをしっかり作れば、
簡単に崩されることは無くなってきました。
守備ブロックというのは、
”相手が使いたいスペースを完璧に塞ぎ続けている状態”ですね。
スペースは生まれては消えていきます。
そのスペースを効果的に塞ぎ続けていくのはそうとうな集中力、走力、体力と、
連動が必要ですが、ワールドカップに進出するほどのチームは、
今やどこのチームもある程度のレベルまではブロックをしっかり作れるとコーチはみています。
ではどうすれば打開できるか?
もちろん様々な解決策があると思いますが、
私は”スペースが無いところに、スペースを意図的に創り続ける事”だと思います。
スペースを創り続けて、使い続けて、
相手にとって危険なエリアで、良い状態(ある程度フリーで前を向いてコントロールした状態)となる。
そうすることでシュートチャンスは増えていきます。
ちなみに、コーチ個人の私見ですが、
チームやグループでスペースを創り、使うのが極めて上手いのが、スペインです。
そのスペインと日本は12月2日(金)4:00(日本時間)に、闘います!
本気のスペイン代表と闘えるのは、今後何回もあるわけではないです。
日本がどこまで闘えるか、そして本気のスペインがどこまでの強さか、
朝早いですが、がんばって起きて観ましょう!!